シン・AGITOのEXP

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アニメの本数の影響とは

平素よりお世話になっております。

アニエコです。

 

※昨日更新されたシン・AGITOさんの記事です

 

今回は現在の『アニメ』の数の影響を考えてみようかなと思います。

 

目次

 

アニメ作品数の推移

私は2013年から、深夜アニメを見始めました。

私はアニメイトタイムズさん等の記事を利用して新クールが始まる前に、視聴する作品を決定するようにしています。

この方式を用いているので、いつも通りチェックをしていたのですが、2013年から2014年にかけて、直感的に「あれ、本数増えたかな。」と感じたことを覚えています。

2015年に入ると「かなり増えた。」と感じるぐらいになり、シン・AGITOさんとも「最近すごく作品数が増えてきてるよね。」と話していました。

 

このような感覚が正しかったのかを観ていきます。

今回は、日本動画協会さんが発表している『アニメ産業レポート2018』を参考にさせていただきました。

 

まず、2013年~2017年のアニメ作品数の推移です。

※()は前年比の増減です

2013年 271本(+48)

2014年 322本(+51

2015年 341本(+19)

2016年 356本(+15)

2017年 340本(-16)

 

やはり増えていました。

2014年に大台の300本を越えていますね。

 

作品数が増えた要因とは

※この項目では、データを使用致しません。

 

では、なぜこんなにも作品数が増えたのか。

要因は以下のようなものが考えられると思います。

 

①枠の変化

以前は全日帯を除くと、30分枠で作られていたアニメがかなりの割合を占めていましたが、現在では30分枠も多いですが、15分枠10分枠5分枠の深夜アニメが増えてきていることが要因の一つではないかと考えます。

 

②劇場アニメの増加

以前に比べて劇場アニメが増えているように感じます。

最近は深夜アニメからの劇場版製作が増えているだけでなく、Fateシリーズのように複数部構成にしている作品も見受けられます。

 

③スマホゲームの宣伝として

スマートフォンの普及で明確に増えたスマホゲームですが、ゲームの宣伝の一つとしてアニメ化をするゲームも多いような気がします。

ゲーム配信開始前にアニメを制作する作品と、ゲーム配信後に人気が高かったためにアニメ化する作品がありますよね。

おそらく後者の方が多いです。

 

作品数が多いと視聴者はどうなるのか

アニメの本数が多いと自分の好みにあった作品が見つけやすいというメリットがあります。

しかし、本数が多い分、自分の好みには近いけれどこれ以上視聴本数を増やすのは厳しいとなった際に視聴できないというデメリットも同時にあります。

近年よく言われている0話切りが増えてきているのも、作品数が少なからず影響していると考えられます。

 

また、完全に個人的な話ですが、本数が多いと1クールの中で1作品は「大好き!!」と思える作品に出会える確率が高くなるのですが、逆に本数が多いことで、その1クールの中で視聴していた別作品の記憶が薄くなります…(笑)

例えば知人に「前のクールどうだった?」と聞かれた際に、「〇〇が特に面白かった!こういうシーンが…(中略)他にも数作品視聴したけど、あまり印象には残っていない。」と答えることが非常に多くなりました。

私の記憶力が原因の可能性が高いですが、こういうことを感じることも多くなりました(笑)

 

 

以前まではBlu-ray,DVDの売り上げがその作品の人気を表すと言われていましたが、現在ではイベント先行最速申し込みチケットの封入などの影響で、アニメの人気ではなく付属の付加価値が強く反映されて、実際のアニメの人気の指標ではなくなってきたように感じます。

 

また、ネット配信の増加でBlu-rayなどを購入する方も減少傾向にあるので、一概にBlu-rayなどの売り上げで人気を測るということが難しくなりました。

 

声優さんの数の推移

近年アニメ需要の増加により、声優さんが増加傾向にあります。

また、最近では、アイドルアニメやゲームなどで、たくさんの声優さんの名前をお見掛けする機会も増えました。

最近では将来なりたい職業で芸能関係と書くのではなく、声優と書く若年層の志望者が多いようです。

 

声優グランプリさんを参考に、声優さんの人数の推移を表しています。

※()は前年比の増減です

<男性声優さん>

2015年 500名(+24)

2016年 524名(+24)

2017年 547名(+23)

2018年 571名(+24)

2019年 580名超(+9以上)

<女性声優さん>

2015年 700名(+56)

2016年 728名(+28)

2017年 751名(+23)

2018年 800名(+49)

2019年 847名(+47)

 

性別問わずに増加傾向にありますね。

女性声優さんの方が男性声優さんと比較して、増加人数が2倍近く増えている年もあるようです。

最近では、声優さんというくくりではなく、アイドル声優さんや、声優アーティストさんというくくりの方も増えてきています。

特にソロデビューをする声優アーティストさんは増えてきているように感じます。

 

「この声優さんが出演されているのなら視聴してみようかな」という選考方法を取られている方も多く、現代の声優さんの人気がよく分かります。

 

アニメだけでなくアニメラジオなどでも声を聴くことのできる機会が増えたので、「この声優さんの声いいなあ」と思ったら、ラジオなどもチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

※声優グランプリ 最新号

 

最後に

先述した通り、個人的にはアニメの本数が多いと、面白い作品に出会える確率が上がるのでとても嬉しいのですが、視聴可能時間の関係で、視聴できない作品が多くあることが悲しいです。

 

また、声優さんも増加傾向にあり「声優一本で食べていけるのは、ほんの一握り」と声優さんご自身が言われていますよね。

 

アニメの本数に関しては、視聴者の皆様によって全く意見が異なるかと思います。

今回の記事ではアニメの本数が多いとどうなるのかを、個人的見解から明示させていただきました。

 

今後も皆様が、面白いと思えるアニメ作品に多く出会えることを切に願っております。

 

それでは、次回の記事でお会いしましょう!

 

<シン・AGITOのEXP参加メンバー>

創設者:シン・AGITO

参加者1:アニエコ

参加者2:torone126

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